ODD NEWS

世界のニュースをまるっとご紹介

アニマル

カメラに向かってポーズする猿

あるサファリパークで撮影された写真に、ちょっとおかしな猿の姿が収められている。

通常、動物の写真と言えば草原を駆け巡る姿や仲間と群がる光景がセオリーだ。
しかし、彼がカメラを向けられた時のリアクションは、妙に人間臭く滑稽なものなのである。

oddnews 愉快な猿 お座りするサル
サイドミラーを椅子に見立てたのか、ちょこんと腰をかけて足を組み、こちらを見る猿。

この写真はカメラマンのベン・ジェームス氏によって撮影されたもの。

ジェームス氏によると、本来は50歳の誕生日を迎えた他のゴリラを撮影する目的でサファリパークを訪れたそうだ。
その日のゴリラは機嫌が悪く、誕生日祝いのバラやケーキを投げつけていたため、長時間待機して様子をうかがっていたという。

そのところ、好奇心旺盛なこのサルが車に近づき、逃げもせずにカメラに収まったという訳だ。

妙な副産物である。

ニュースソース
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2038359/Are-sitting-comfortably-Cheeky-monkey-uses-wing-mirror-seat-pose-photographer.html

超新鮮!牛から直でミルクを飲む少年

牛乳は料理に使ったり、飲み物のアクセントにしたり、そのまま飲んだりと非常に便利な飲み物だ。

特に牛から搾りたての新鮮な牛乳は何に使うにしても濃厚で美味しい。
一番おいしい牛乳は一体どうすれば飲めるのだろうか。
odd news 牛乳を飲む 牛から直で飲むミルク
カンボジアで取りあげられたこの少年は、びっくりなことに牛から直接牛乳を飲む。

少年がこの行為をするようになったのは、
両親が出稼ぎに出始めた頃からのこと。
幼い少年を一人にするわけにもいかず、少年はカンボジアの
北西にあるシェムリアップ州の祖父母のもとへ預けられた。

そこで、祖父母が飼育している牛に対して牛乳を直に飲む姿が目撃される。

殺菌をしていない状態の牛乳が健康を害するのではないかとして、どうにかやめさせようとしたものの少年はひどく抵抗。

今現在、祖父母は少年が牛乳を飲むのを諦め、 自由に飲ませているとのこと。

肝心の牛は、少年に対して抵抗するでもなくされるがまま。

もしかしたら子牛と勘違いして授乳しているつもりになっているのかもしれない。

ニュースソース
http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/n/a/2011/09/09/international/i181756D74.DTL

木に引っ掛かった酔っ払いの○○

今月8日、スウェーデンのストックホルムで珍しい酔っ払いが発見された。

odd news シカ ムース ヘラジカの生態 動物も酔う
リンゴの木にからまっている所を救助されたのは、なんとシカ。

「夜遅くに友人の家の近くから大きな音がしたんです。それで外に様子を見に行ったら、酔っ払いの様な、ちょっと様子がおかしいメスのシカが木にひっかかっていたんです。」
発見者のヨハンソン氏は当時の状況をこう語る。

残っていたリンゴから推測するに、このシカが食べたリンゴは発酵していたらしい。
その為、シカは酔ってしまい警戒心も度合いも何もなくなって、気がつけば身動きがとれなくなったという訳だ。

ヨハンソン氏は直ちに警察と救急隊に救助要請をし、シカは無事に木から解放された。

当のシカは状況がよくわかっていないらしく、その後も懲りずに庭に現れ休憩しているという。

ちょくちょく現れるようになったこのシカについて、近隣住民は「害はないから構わないけれど、よく懲りないものだ」と冷ややかな様子。

酔っぱらって懲りないのは人間だけではないようだ。

ニュースソース
http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/n/a/2011/09/08/international/i034134D17.DTL

30年ぶりの太陽に喜ぶチンパンジーたち

どの動物かということに関わらず、命には尊厳がある。

実験に役立てる為や食用として育てるにしても、命として敬意を払うべきではないのかということは長い間、あらゆる場で問題視されてきた。

今回30年ぶりに陽の目を見たチンパンジーたちは、長い年数はかかったものの、動物としての尊厳を勝ち取った珍しい例になるであろう。


人間のHIVのワクチン開発のために、生まれて間もないころにアフリカから
研究施設に連行されたチンパンジーたち。
エイズ撲滅のためには、どうしても人間に近いテストケースを要する。
チンパンジーの遺伝子コードは99%が人間と一致する為、彼らが研究に利用されるのは必然であった。

そうは言っても、研究のために連行されたチンパンジーたちが受けた行いが残虐なことは事実。
HIVウィルスを注入されるなど、チンパンジーたちは数年間にも渡りひどい残虐行為を受けた。

研究の為の実験動物としてのチンパンジーたちには自由もなく、一体どんな事をされるのか分からない日々に絶望し、狂気の瀬戸際にいた彼らはまるで囚人のようだったという。
研究施設に入ってから今まで、一度も檻から出されることはなく、中にはそのまま一生を終えたチンパンジーもいた。

今後も外に出すほかに、チンパンジーたちにはより良い環境下での飼育が目標とされている。
oddnews 猿の解放 動物愛護 HIV
解放された瞬間。まだ状況が掴めずに戸惑っている様子。

oddnews 猿の解放 動物愛護 HIV
あまりの嬉しさに抱きしめあうチンパンジー。

oddnews 猿の解放 動物愛護 HIV
まだどうしていいか分からずにうろうろするも、笑みがこぼれる。

oddnews 猿の解放 動物愛護 HIV
警戒して室内から様子をうかがうチンパンジーたち。

動物愛護団体の協力などにより、実験を終えて50~60歳になったチンパンジーなどにも今後余生を過ごすための環境を整えていく予定があるという。

動物実験に対しては様々な意見が交わされるが、多くの人が必要以上に命を脅かす行為は今後すべきではないと訴える。

研究施設が実験後のチンパンジーに対して道義的責任を果たすのは今現在では異例のことである。

ニュースソース
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2034439/Lab-chimps-freed-caged-fior-30-years-injected-HIV.html





火災発生、トイプードルが男性を救出

今月2日、ユタ州ウェストジョーダンの住宅から火災が発生した。

地元当局の発表によると、火災発生時は火災に気づかず地下で眠っていた男性がいたという。
男性がまだ室内にいるという可能性はあったが、どこにいるかも分からない状態で消防士をリードしたのはペットのトイプードルだった。

煙が充満するなか、男性の居場所を案内するためにペットのトイプードルは消防士を案内。

男性はソファで横になった状態で発見され、その後無事に救助された。

病院に搬送された1人と1匹だが、犬ともどもに煙を吸っていたものの命に別状ないという。

この家に住む女性と子供2人は家裁が発生した初期段階で避難。
幸い死者は出ていない。

救助犬は珍しくないが、その犬がトイプードルだとなると話は変わって関心してしまう。

ニュースソース
http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/n/a/2011/09/02/national/a112316D97.DTL

記事検索