ODD NEWS

世界のニュースをまるっとご紹介

ノスタルジック

ピンクパンサーの実車、10万ポンド(約1500万円)で競売へ

oddnews ピンクパンサー オールドカー
今なお世界的人気を誇るマスコットキャラクター、ピンクパンサー。

今回は、1969年~1976年にテレビで放映されていたピンクパンサーのオープニングで使用されていた実車が、来月に10万ポンド(約1500万円)で競売に出されると言う。
oddnews ピンクパンサー オールドカー
この車、名作「バック・トゥ・ザ・フューチャー(Back to the Future)」の作中に登場する車型タイムマシン「デロリアン」のデザインを手掛けた ジェイ・オーバーグ(Jay Ohrberg)氏によるもの。
そのスタイリッシュなデザインが大人から子供までを魅了した。

oddnews ピンクパンサー オールドカー
この車は2007年にジェイ・オーバーグ(Jay Ohrberg)氏がオークションに出すまで本人が所有していた。
当時のオークションでの買い取り額は8万8000ポンド(約1090万円)だったという。


オープニングシーンを見ても分かるように、実走行も可能。
製造から42年が経過しているため、現在はエンジンの修理など複数個所のメンテナンスを必要とするが、メンテナンスさえ行えば再び走行可能となる。

走らない状態でも買取価格は相当額が期待されており、来月のマンチェスターで開催される競売は見ものである。

ニュースソース
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2033035/Fancy-ride-bright-Unique-Pink-Panther-car-set-sold-100-000.html

金の像になった有名ポスターのテニス少女

oddnews テニスの少女 おしりが印象的なポスター
めくりあがったお尻が特徴的な少女のポスターをご存じだろうか。

この写真は30年前に撮影されたもので、今もポスターとして販売されたり、一度目にしたことがある人が多くいるであろう有名な作品。

1970年代にポスターショップで発売されて以降、推定で25万ポンド(日本円で約3000万)の売上を達成、世界中で2000万枚が販売された人気商品である。

今回その名写真をこれからも違う形で残そうと、全く同じアングルでこのテニス少女を再現しようとした試みが行われた。

彫刻家のベン・ダーニー氏が考えた少女の再現は、金色の彫刻。

しかもただの彫刻ではなく、当時この写真に写ったモデル本人から型を取るという精巧ぶり。
oddnews あの人は今 像になって再現

モデルのフィオナさんは30年経った今、少女ではなくなったが、そのプロポーションは奇跡的なまでに当時と変わっていなかった為に今回の試みが成功したと言える。

彫刻家ベン氏は「彼女の体型は驚くほどに変わっておらず、今回のプロジェクトを非常に楽しく素晴らしいものにしてくれた」と語る。

彫刻は体だけではなく顔も彼女から型を取ったが、そちらの出来栄えも上々。
彼女の輪郭、パーツのバランスの特徴をしっかりと押さえる事ができたという。 

このポスt-アが撮影された当時、フィオナさんは18歳。
当時のボーイフレンドのお願いに応じて撮影した写真で、彼女は美術大生だったという。 

フィオナ・バトラーから、今は実業家と結婚して名字も変わり、平穏な日々を過ごしているという彼女。

今回のプロジェクトの最初の段階では、フィオナさんの現在の体型が分からないこともあって他に型をとるモデルを使うという案もでていたそうだ。

彫刻となって自分の姿が半永久的に表現されることだけでもそうあることではないが、まして30年前の自分の型を自らが元となってとるとは思いもよらなかっただろう。

ニュースソース
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2017911/Tennis-girl-pin-immortalised-life-size-sculpture.html

古い時代のピルエット

32a3f2d2.jpg


軽やかなピルエットを展開する写真の男性は、イギリス最長の91歳のバレエダンサー。
戦時中に日本軍の捕虜となった経験の持ち主である。

快活な笑顔を見せるジョン・ロウ氏。バレエの中でも、360度回転するピルエットは彼のお気にいり。
今では孫たちに体に障るから頼むからやめてほしいと言われているが、それでも楽しくてやめられないという。

現在週3回のレッスンに加え、自宅での練習は毎日欠かさず行うというジョン氏。

彼のその脅威の活動力と回復力は、3年間にわたる日本軍の捕虜キャンプでの壮絶な経験からだという。

他の国の捕虜が殺され、その処理を命令されたこと。
明日は我が身と怯え、いつ殺されるとも分からず、空腹で心身ともに限界だった日々。

彼の当時の日記には、その時いかに壮絶な経験をしたかが記されている。
現在戦争に関わる書物に彼の手記は多く貢献しているという。

ただ、壮絶な3年間で彼が得たものは苦痛だけではないという。

希望を失いかける日々のなかで、彼は捕虜キャンプや戦場で個性豊かな人々と出会う。

コメディアンや、ピアニスト。彼らは辛い状況下に置かれても、音楽やエンターテイメントの素晴らしさを決して忘れていなかったという。

彼らに触発され、励ましあい、彼は生き延びた。

長崎と広島に落とされた原爆によって彼の捕虜生活は終わり、彼は新しい人生を歩むうえでバレエに惹かれていったという。

彼の長生きの秘訣は、壮絶な経験だという。
そして、彼は「人に対して、生きているのって楽しいと思わせるような何かをするのが好きだ」と語った。

「夢も希望もない捕虜生活でも、その中に笑いや楽しさを与えたかった。実際、私の行動で元気を得た人もいたでしょう」

彼の楽しそうな姿には、人間が人生で一番大切なものは何かを考えさせる力がある。

ニュースソース
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2005395/Old-Age-Pirouetter-A-VERY-sprightly-91-Japanese-PoW-Britains-oldest-ballet-dancer.html

$ODD NEWS
ライフ・イズ・ビューティフル [DVD]

世界最古の電球、110年経っても光り続ける

996f0edb.jpg


金物で作られた昔ながらの電球の平均寿命は1000時間。
しかし、写真の電球は110年の間、ほぼ継続的に光り続けているという。

電球はビクトリア女王が没した1901年にカリフォルニア州リバモアの消防署に移送。
その後、今なお使用されており、れっきとした世界最古の電球としてギネスブックに登録されている代物である。

この電球の100周年記念を祝う会の委員長は、「この何の変哲もない60ワットの電球が燃え続ける原因はまったくと言っていいほど謎」とコメント。

そうは言っても、電球はこの110年間ずっと光り続けていたわけではない。
1937年に最初の不具合を起こしてから数回の停電、修理を経過して現在も光っているのである。

この電球はトーマス・エジソンのライバルであるアドルフ氏によって作成されたもの。

歴史上ではエジソン氏の陰に回ってしまったが、こんな形で光り輝くこともあるようだ。

ニュースソース
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2004797/Worlds-oldest-light-bulb-110-years-old-Livermore-California-station.html

ccb287eb.jpg
SHARP ELM LED電球(調光器対応・E17口金・ボール球形・小型白熱電球25W相当・250ルーメン・電球色相当)DL-J40AL

世界一有名なクマが90歳の誕生日

228e9bfa.jpg


abc087c8.jpg


不朽の名作、そして時代を超えて愛されるキャラクターを輩出し続けるウォルト・ディズニー。

ディズニーによって一躍有名になった、英字文学の中で最も有名なクマといえば、誰もが想像がつく。
今月は彼の生み出したキャラクター、「くまのプーさん」の90歳の誕生日だ。

原作の1926年に発表されたミルンの童話「クマのプーさん」の「クリストファー」のモデルとなったのは、ミルンの息子クリストファー・ロビン・ミルン。
そして、主人公のクマのモデルはクリストファーが持っていたテディベアである。

クリストファーの持っていたテディベアの名前であるWinnipegと、ミルン親子が休日に見た白鳥の名前Poohから、ミルンがヒントを受けて「Winnie-the-Pooh」という名前が誕生した。

当時、絵本のプーさんの人気によって実在する息子の生活にはいくばくかの影響があり、ミルンは息子から絵本のキャラクターと自分が同じ名前だということを嫌がられたという。

使用権をめぐる訴訟など、人気者には人間に関わらず悩み事が尽きないが、「プーさん」がこれからも世界中の人々に愛されることには変わりない。

ニュースソース
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2002613/Winnie-Pooh-The-bear-little-brain-VERY-big-bank-balance.html

$ODD NEWS
クマのプーさん (岩波少年文庫 (008))

記事検索