今月8日、ロシア西部のとある州で、地元当局から学校や公共の機関に対して「バレンタインを祝うような行いは控えるように」との指示が下った。
地元のメディアによると、当局はバレンタインだけでなくハロウィンなども批判。
大衆の「心の平穏を守るため」に、今後も様々なイベントを禁止していく意向だという。
この「バレンタイン禁止」の御触れは、副知事のお墨付き。
地元のロシア正教主教までもが「すばらしい意向だ」と評価しているという。
背景には宗教的なアイデンティティが見え隠れするが、果たしてそれほどにバレンタインが害のあるものなのか疑問がなきにしもあらずである。
同州では、州内のすべてのナイトクラブに対しても14日に特別なイベントをしないようにとの指示があった。
「クリスマス」や「バレンタイン」、日本ではそれを名目に宗教関係なく街が賑わう。
しかし、そんなコダワリのない浮かれ日和が問題視される国もあるのだから驚きである。
ニュースソース
http://news.yahoo.com/s/nm/20110208/od_nm/us_russia_valentine_odd