通常、海での遊泳の招待状のドレスコードが「裸」だとしたら、それは参加者が非常に少ないものになるだろう。

しかし、それが有名写真家の企画だとすると話は変わってくる。

oddnews フルヌード 死海で写真撮影
 有名アーティストのスペンサー・チュニックによって企画されたのは、イスラエルの死海で行う総勢1000人のヌード撮影。

参加者は皆ボランティアで、アイティストによって厳密に選出された人々。

宗教上の問題から、死海でのフルヌードは中止を要請するデモや騒動が起きる危険性があったため、 当日まで極秘裏に進行されていたという。

oddnews フルヌード 死海で写真撮影
撮影は早朝の肌寒い中で行われ、 死海に入るところから浮かんでいる状態など様々なシーンが撮影された。

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 撮影はその行為も勿論、目的が「芸術によって、国家へ国民の解放を訴える」という大胆なものだったために厳重な注意が必要とされた。

撮影に気付いた一般人ののぞき見を阻止する術がないなど、当日は危険やハプニングがつきものだったという。

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チュニック氏は、「イスラエルの解放を訴えるこの試みは、国家への訴えの他にも個人の性的嗜好や性差を表現するため」と語る。

裸だからと言って、これは決してポルノではなく、治安の悪い国家で権力の下に置かれた国民の脆弱性を映し出す一つの手段だとも語る。

今までに7回の逮捕を経験する彼だが、今後も当局に抵抗し活動を続ける予定だという。

ニュースソース
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2038552/1-000-nude-swimmers-float-Dead-Sea-photo-shoot.html